発達障害

全体的な知的障害はないものの、

話す、聞く、書く、読む、推論するまたは計算する…といった能力のうち、

特定の能力を習得するのが著しく困難な状態を示すものが学習障害です。

 

要するにトータルの能力はほぼ問題ないにも関わらず、ある1つの能力だけが極端に劣る…といったアンバランスな能力を示すことが、学習障害の特徴なのです。

 

子どもに発達障害がある場合、

適切なアプローチを行い、

環境を整えることで、

怒りっぱなし怒られっぱなしの

親子関係や園での生活を改善し、

子供の心を傷づけずに自立させてあげることが

大切

家庭だけでなく、

幼稚園や習い事、

外出先などどこでも

「気が散りやすい」

「落ち着きがない」

「衝動的に行動する」

「こだわりが強い」

「かんしゃく」などの行動があまりにひどい場合もあるでしょう。

そういった時、

親や先生は本人の行動に問題があると感じ、

怒る回数が多くなったり、

厳しく怒りすぎたりしてしまう傾向があります。けれど、

本人には悪気がなく、発達障害が原因の可能性

があると思います。

毎年

「先生、この子病気かな?こんなにもひどいって」って相談もあります。

気になるなら診断してみては?って事もオススメします。

 

発達障害(自閉症)と診断を受けるメリット!

成人の方であれば、例えば、

生まれつきの不器用さから、

「やる気がない!」など、できないことでたくさん責められたことがあったかもしれません。

 

生きづらさを感じ生きてきたことでしょう。

その正体がわからずに、他人に責められたり自分自身をせめたり。そしてその繰り返し

でも

やっと発達障害という生まれもった特性が原因だった!と気付いたとき、

楽になる人もいると思うのです。

 

親もそうです。

「育て方が悪い」

「自分のせいだ」と自分の子育てを責めていた人は、

 

「生まれつきの特性なんだ・・私の育て方のせいではなかったんだ・・」と気持ちが楽になる人は多いと思います。

 

「発達障害という診断は必要?それは、その子の個性だから、診断なんて必要ないでしょ?」

 

発達障害のお子さんも、同じ人間です。

 

そういう考え方からいうと、障害という枠にはめる必要も確かにないかもしれません。

 

でも、障害を抱える子は、

普通の子(一般的な成長という意味)があたりまえに、自然にできることができません。

 

私も障害を抱える子と定型発達の子の両方を指導してみて、あまりの違いに驚きました。

 

定型発達の子はほとんど手を加えなくても自然に出来るようになります。

待つ育児、見守る育児でもどんどん成長します。

一方、障害を抱える子は、待つ育児だけでは、

なかなか学習できません。

学習の基本である模倣力、

見る力が圧倒的に弱いからです。

ものすごく丁寧なかかわりが必要です。

何十回も繰り返してやっとできるようになる成長の違い、

脳の回路の違いを痛感しました。

その子にあった方法を見つける。

そしてその後も、自分にあった学習方法を見つける

親として

「診断」を受けていることは、「特性に合った働きかけの方法を知る近道」になるのも確かです。

 

そういう意味で診断を受けることはマイナスではないと思っています。

 

発達障害の子どもに

わかりやすい教え方を知ることは、

子どもの成長の度合いを大きく左右します。

一般の子育てのさらっとした教え方では、発達障害児には歯が立たないこともありますが、

 

丁寧な働きかけで「できる!」が増えることがあるのです。

診断を受け、その子のどんなところが困難なのか、生きやすくするにはどうサポートしていけばいいのか・・

反応が鈍く、育てにくい子と感じ、日々育児ストレスを感じている親にとっては、診断を受ける意味があるように思うのです。

 

ただし、診断名にとらわれすぎ、親が心配オーラを出し子どもに接すること、

「普通の子になる」ことを目標にして「みなと同じようにできること」にこだわることには、ないと思います。